整体に対する考え

簡潔な思いは身体に歪みはあって当たり前だと思っていると同時に身体は左右非対称だということ。
歪みがあるかないかが重要ではなくその歪みへの適応力順応性がいかに高いかが不調の鍵だと思っています。
適応力とは・・・柔軟に対処できる能力。
順応性とは・・・環境に慣れる能力。
この2つの能力が高いか高くないかで整体の効果も変わってきます。
勘違いしてはいけないのが歪みは元に戻すのではなく歪みを利用していくという事。
歪みがあるのは日常茶飯事ですしよく言う「正しい位置」から歪んだということはその分関節の可動域があるということ。
適応力と順応性が高いのなら少しずつ元に戻せば良くなるのでは?と思うかもしれませんがだったらいい加減みなさんのお身体はもう不調がなくなってもいい頃ではないですか?
そこでみなさんにお聞きしたいのが毎日生活の中で寸分の狂いもなく同じ生活を送っている方はいますでしょうか。

毎日の食事や生活、仕事において寸分の狂いなく同じ方はまずいないと思います。
1つの体であっても毎日毎時間変わってしまうのが現状ですが身体はその時と場所に応じて身体を適応させ順応させることができるはずなのに近年その能力が低下していると思います。
人間の体はその人の環境に合った身体になっていきますので万人が不調のない「身体の正しい位置」はなく正しい位置は個人で違うと思います。
姿勢を正し元に戻すことで不調が取れる人もいますので否定しているわけではないです。
例としては陸上選手と水泳選手の身体の違いがあります。
陸上選手は地面を走るために合った筋肉だったり跳躍力、投擲する力を身につけどちらかというとゴツゴツとした筋肉の付き方です。
水泳選手の身体は少しでも水の抵抗を減らす為に滑らかな筋肉の見た目で弾力性のある筋肉の付き方をしています。

水泳選手に話を聞くと「陸より水中にいるほうが身体は楽」と言います。
スポーツをしている方も競技によって体つきが異なるのと同じでデスクワーク、配達員、建築関係、飲食業、医療従事者など数多の数の職業がある中で同じ職業であっても皆さんが同じ身体になることはあり得ません。身体が一生懸命その生活に合う身体に適応しようと、順応しようとしているのに元に戻そうとしてしまうことで必ずどこかに起きる変化を見落とし、不調のループにハマってしまいます。
なのでよく聞く〈猫背〉〈ストレートネック〉などは進化の過程だと考えています。
 
少しここで私の過去の話を失礼します。
実は私は小学生の頃から月5回は寝違いを起こし毎日両腕は痺れ(特に小指)常に首は痛くてうんざりする毎日でしたがみんなも言わないだけで同じなのだろうなと思い過ごしていました。
寝違えた際は整骨院、整体院、鍼灸院、リラクゼーションに30件近く通いました。
30件中28件は「姿勢を正しましょう」を必ず言われ姿勢の写真を撮り何ヶ月か通い「姿勢良くなりましたね」と言われましたが身体の不調は一向に変わりませんでした。
姿勢を治しに来たわけではないのにと毎回思ってしまいそれから姿勢に対して不信感を抱き始めました。
そしてようやく30件中の1件の整体に通い約15年間の苦しみがなくなる整体に出会うことができ身体の不調は見事に0になりました。
通い続けた結果どんな姿勢をしても辛くなりにくく、少し辛くなったとしても数日すれば不調とさよならできる身体になりました。
身体の適応力と順応性が取り戻せたと今でも毎日実感できています。
 
元に戻すのではなく身体のバランスを取るということ。
そのためには適応、順応できる身体が必要だということ。